蕎麦の手打ち事始め

始めるに当たって道具を揃えるのが一苦労でした。東京近辺なら「合羽橋」ですべて揃うのですが、ここマレーシアでは無理でした。
麺棒の代用には木製モップの柄の反りのない物を買ってきてサンドペーパーでみがいて使用し、蕎麦をこねる器はステンレスボールの大きい径の物を使用していました。蕎麦をのす台は当初キッチンテーブルをそのまま使っていましたが後に合板でのし台を作って使用していました。

こんな環境でしたが、最初に打った蕎麦は感動しました。しかし実家から送ってもらった蕎麦粉はあんまり良くなかった様で、後にMLの会員の方に送って頂いた製粉所直送の蕎麦粉を使ったら2度感動しました。やはり蕎麦は手打ちの技もさることながら、蕎麦粉が本命だと思い知らされました。

ついに最初の道具では満足できなくなり、e-mailで本社の上司に麺棒、蕎麦包丁、こま板を調達、転送するよう業務連絡?しておりました。

日本へ帰国してからは農協祭で買った延し台、最近両親が贈ってくれた樹脂製の木鉢(45cm)が加わったくらいです
そろそろ刃渡り30cm以上の包丁がほしいな、でもはやはり暖簾かな?とか生意気な事を考えていますが、「義宗庵」まだまだ修行中です!


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